厳格な教育制度

形から入る教育

愛知県は、学校での生徒への指導が日本で1番厳格といわれていて、「形から入る教育」という言葉が同県のその管理教育体制を象徴しています。
このブースでは愛知県の厳格な教育について、展示されている資料をもとに考えていきたいとおもいます。

かつてその管理教育の厳格さから「丸刈り」を生徒に義務化させ問題になったり、独自性を欠いた人間を作ると、批判の対象となったりとしてきました。
今はまだ緩くなったものの、80年代の愛知県の管理教育はあまりに凄まじく、同じように厳しい千葉の松戸市と比較され「東の千葉、西の愛知」というフレーズが有名になりました。

鬼の指導

愛知県の厳格な教育のなかでも特に、かつての愛知県立東郷高校は有名で、その行き過ぎた管理体制は、今現在でも、批判の対象となっているくらいです。
当時は、東京に住む僕にも、愛知県立東郷高校の悪評は届いていました。
そこでは、教師による体罰や、言葉を使った暴力や差別は日常茶飯事で、成績が悪い生徒は武道館で何時間も正座をさせられたり、一人が問題を起すと「連帯責任」を理由に、全員が説教されることになったりと、教育の枠を超えた行為が行われていました
当時は、マスコミに取り上げられたり、その行き過ぎた教育を非難する「禁断の教育」「おいこら学校」等の書籍が出たりと、さまざまな形で批判を集めました。

教育論

これは僕の持論になりますが、教育とは、教える、つまり理解させることが本質にあり、決して強制的に枠に捕わせることではない。
正しい言葉で生徒に物事を理解させるのは確かに少し時間がかかるかもしれないが、それを含めてが、教師の仕事である。
教師は生徒の身近な大人として、その行動や、仕草や言葉、全てが、生徒に影響を与えると考えて欲しい。
それを意識して、“大人”として節度ある教育をしてもらいたい。