東郷高校の黒い噂

マルトウ訓練

前述した東郷高校についてもう少し詳しく説明したいと思います。
東郷高校の集団行動の訓練に、「マルトウ訓練」というものがありました。
この「マルトウ訓練」は東郷高校の厳格な教育を語る上で外すことが出来ないもので、その悪名は留まることを知りません。

その訓練内容は、まずクラスごとに運動場に整列して点呼をした後に、クラス長が運動場のあちこちに散り、「集合」と叫ぶ、すると整列していたクラスの人間は、自クラスの長の下に全力で走って集合する、そしてまた点呼、それを一時間ずっと繰り返します。
そんな軍隊まがいの理解に苦しむ訓練が定期的に行われていました。

元服式の林間学校

東郷高校の夏の行事である林間学校は、「元服式」の異名を持ちます。
それはなぜかというと、何日も軍隊まがいの生活を送らされるからです。
林間学校の一日は、朝早く笛の音で目を覚まし、そのまま顔を洗う暇もなく駆け足で宿舎の前にある広場に集合させられ、点呼をしてから始まります。
そこで少しでも遅れようものなら、生徒から恐れられている「黒百合の間」と呼ばれる指導室に連れて行かれて、みっちりしごかれます。
食事をする大部屋の前には、大きなステージがあり、問題を起こした生徒が、みんなの前で、謝罪させられます。

この東郷方式と呼ばれる教育システムが、愛知県の新設校の手本として採用されてきました。
みなさんは常軌を逸したかつての東郷高校の教育についてどうお考えになるでしょうか。