愛知県のお祭り

愛知県で開催されるお祭りを紹介します。
愛知県には伝統のあるお祭りが数多くあります。
愛知県西尾市の文化財に登録されている「貝吹の鍵万燈」がその一つです。
この「貝吹の鍵万燈」は西尾市の東端、万灯山斜面において毎年のお盆、8月14日に行われる約900年の歴史をもつ火祭りです。
「ツボラ」と呼ばれる柴を約200メートルに渡って108基並べ、点灯した火を遠くから見ると「カギ形」に見える事が名前の由来です。
京都の五山送り火と似た行事なので、天候によって異なりますが20:30〜21:00頃に始まり、30分ほどで終了してしまう儚い夏のお祭りと言えます。

また、愛知県西尾市の諏訪神社には「大提灯祭り」という約460年の歴史をもつお祭りもあります。
このお祭りの起源は昔、初秋になると毎夜魔物が現れ、家畜や農作物を荒らしていたので村の人たちは諏訪神社のご神前に魔鎮剣(ましずめのつるぎ)を奉り、大篝火を焚いて悪魔退散を祈ったところ被害が無くなったという逸話を基に、篝火を焚くことが神事となりました。その神事が1600年代に提灯を献灯する祭りになり、江戸という太平の世には、提灯の上部に覆いが付けられたりと華美なものにする経済的余裕も生まれ、現在の姿へと変わっていきました。

今回紹介したお祭りはどちらも愛知県の同じ市内で行われます。お祭りを楽しみ、愛知の風土や歴史に触れてみてはいかがでしょうか。